眠り姫~sleeping ready~
「そうか…」


天窓からつらさげられたカーテンをサッと開き少女を見る


レイのグレーの瞳と彼女の紫色の瞳がぶつかる


「紫色…」


レイは驚いた
あどけない少女にはかわりないが、いざ目を開けたとたんに少女は女性にみえた

金髪に紫色の瞳
唇は綺麗なピンクをしていて少しの仕草でも色香がある

「珍しい瞳をもって…「お逢いしたかったです!ユウリ様!!」


レイの言葉を遮り、レイに抱きついた


「おい!?」

「必ずユウリ様が迎えに来てくださるとおもって………あれ?いつの間に髪をお切りになられたのですか?耳まで…こんなに沢山ピアスをしていましたか?」


レイの黒髪にさわり、耳にも触れる

レイは耳に沢山のピアスをしている少し派手な所がある


< 23 / 117 >

この作品をシェア

pagetop