眠り姫~sleeping ready~
*****

「レイ陛下」

パーティーが終わり、レイは寝室向かう途中だった

レイを呼び止めたのは側近のシゼル

「なんだ?」

「お話がございまして…ですが明日でも大丈夫です。寝室でレイラ様がお待ちでしょう」


シゼルは長い前髪を横に長し苦笑いをする


「遠慮するな、まだ寝室には入れていない。たかが婚約だ」


フゥと短いため息を出してシゼルを見る

「作用ですか。ならお話いたします。」


「戸々ではなんだ、シゼルお前が寝室に来い」


レイはスタスタと前を歩き始めた
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