眠り姫~sleeping ready~
――私が寝室へですか…しかもたかが婚約とは…レイラ様が聞いたら泣くな


「わかりました」


*****


キィ…バタン

レイの部屋のドアが閉まる

「で?話って?」

「実は北にあるあの白い塔についてです。」


レイは近くにあるソファーにドスッと座りいかにも疲れたとオーラに出ていた


「大臣たちが何とかするようにと…いっておりますが」


「またか…しかしあの塔には近づけないじゃないか…あの薔薇が有る限り」


またフゥとため息を出して近くにあるワインにてを出した

「薔薇ならハイド博士に薬をもらい何とかしましょう。」


「博士にか…博士ならなんとかしてくれるだろう」


グイッとグラスのワインを飲み干しシゼルを見る


「なら私から博士に話しましょう」

「よし、明日いくか…ぁあシゼル、もういいか?疲れた」


レイは足をベットに向けた

「わかりました。では明日」


シゼルは軽く頭を下げて寝室を出ていった




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