眠り姫~sleeping ready~
レイとシゼルの前には塔を囲むように咲く沢山の薔薇が咲いていた
赤や白ではなく
"紫色"
毒々しい感じではなく、透き通るような色をしていた
「なんと美しい…」
「ああ…赤や白より遥かに綺麗だ…だが…ありえないことだな。ハイド博士が欲しがるわけだ」
レイは近くにある薔薇を一本だけ剣で切り取りハイド博士の約束を果たした
「薬をまくか…」
「はい、ですが…あまりにも綺麗なのでもったいないですね」
たしかに枯らしてしまうにはもったいない
世界中さがしても咲いてはいないであろう紫色の薔薇
レイは考え
「入り口近辺にだけ薬をまくか…入れればいい話だ」
ハイド博士にもらった薬を入り口をふさぐ幹にたらした
たちまち薔薇が花を散らして枯れていった
そして…
「みえましたね」
入り口が空いた
赤や白ではなく
"紫色"
毒々しい感じではなく、透き通るような色をしていた
「なんと美しい…」
「ああ…赤や白より遥かに綺麗だ…だが…ありえないことだな。ハイド博士が欲しがるわけだ」
レイは近くにある薔薇を一本だけ剣で切り取りハイド博士の約束を果たした
「薬をまくか…」
「はい、ですが…あまりにも綺麗なのでもったいないですね」
たしかに枯らしてしまうにはもったいない
世界中さがしても咲いてはいないであろう紫色の薔薇
レイは考え
「入り口近辺にだけ薬をまくか…入れればいい話だ」
ハイド博士にもらった薬を入り口をふさぐ幹にたらした
たちまち薔薇が花を散らして枯れていった
そして…
「みえましたね」
入り口が空いた