♡俺サマ❇恋愛♡
そう。

言い忘れました。


私の人生が寄り道していくのはこの日だったのよ。


道がそれてそれて…。


急な角度で曲がって行って…。



昼休み。


図書室に行って一人、携帯を開く。


なんでだか知らないけど、この学校。図書室に来る人少ない。


3人いれば多いほう。

今日は私だけ。



携帯小説の「惑星ファンカム」が完結したからそれと並行で書いてた「パリッカムスの裏世界」も書き上げなきゃね…。



「〘う…裏世界に・・?〙
  ≪そうよ。≫

冷たく言い放つ ラムカラ。
  

             」

ピッシャン!!

乱暴に開く図書室の扉。

うるさいなぁ。


 「ッッッチっ。  先客ありかよぉ。」


 
入ってきたのはメガネをした茶髪の人。

      2年生かな。

彼は 私の後ろを通る。

んぐっ。

香水の匂い。



携帯のディスプレイに彼の顔が映る。


あ、覗き見しやがったな。


途端に彼が目をおおきくする!

「!!ッ」

私は振り返る。
「??」
「どうか…しましたか…?」

「お前、まさか『パリッカムスの裏世界』の作者か!?」
「あ、、、はい。 そうです…けど、、、」

え!私の知ってくれてるの。

なんだか感激…。


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