図書室とタオルケット
私は怒りをグッと我慢した。
「先生は、その歳にもなって人に指差したらダメって常識もなってないんですね」
私は雑に言い放つと何か言いたそうな先生を無視して教室を出た。
今日は運悪く咲恵先生は午後から出張だった。
保健室が使えない私は、そのまま帰ろうと思ったが、課題の存在を思いだした。
私は屋上でたばこを吸った後、仕方なく図書室に行くことにした。
久しぶりの図書室は相変わらず静かだった。
私は一番奥の窓際の席に座った。
私はクシャクシャになった課題をだし解き始めた。
が…いっこうに進まない。やる気が起きない。
あ〜イライラする!!!
あんな奴らに馬鹿にされる筋合いない!!