図書室とタオルケット

☆★☆★☆★☆★☆★☆
今年からこの高校で働くことになった俺は、なぜか図書室の管理人になってしまった。

まぁ読書好きだし、なんて軽い気持ちで図書室に向かっていた。

図書室は俺が想像した所とは全く違っていた。
まったく人気がなく静かだった。

「失礼します」

恐る恐る入室すると、案の定誰もいなかった。
俺はカウンターに腰を下ろし、辺りを見回した。
< 7 / 45 >

この作品をシェア

pagetop