幼馴染と・・・
新しいスタート
「優人の馬鹿なんで起こしてくれなかったの?」

「おまえが起きないのがいけないんだろ」


私、咲丘沙綾
新学期初日から遅刻しそうです。
まあ、寝坊した私がいけないんだろうけど・・・


「祐都もなんで起こしたくれなかったの?」

「ごめんね・・・」

一緒に居るのは幼馴染の
黒井優人と真白祐都。
3歳のときから一緒に居るんだ。

「つか、沙綾のせいで俺らも遅刻しそうなんだけど。」

しょうがないじゃん。
昨日、新学期があまりにも楽しみすぎて寝れなかったんだもん。

「どーせあれだろ。寝れなかったってやつ」

「沙綾、昔から遠足の前の日は寝れなかったもんね」


ウルサイ///

なんで二人とも私の事こんなに詳しいの・・・
しかも、知られたくない事・・・

「おっ、ギリセ・・・じゃあまたあとでな。」


「じゃーね優人」

今日から新しいクラスか・・・
二人とおなじクラスになれるかな・・・?


「さーやっ、もうクラス表見た?」

「菜々、まだみてない・・・」

「うちと愛香は一緒だったよ。さーやもはやくみてきな!」

「うん。」


菜々と愛香。
私の中学からの心友。


クラス私も一緒だといいなー。


クラス表の前には人だかりができている。

みっ・・・見えない・・・


え~っと、咲丘・・・あった2-Bか・・・
菜々たちは・・・同じだ・・・よかった。


「さーや、何組だった?」

「Bだったよ。」

「一緒だ。よかった~」

この先なんだか楽しみだな。
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