ハルアトスの姫君―君の始まり―

＊キース・シャンドルド


ヒーロー兼影の主人公。第二の主人公とでも言うべきでしょうかね。
誕生日は12月12日、O型、身長は180センチ。ジアを抱き上げちゃったりするので結構な筋力はあると思います。明るめのブラウンの短髪、焦げ茶色の瞳の持ち主です。
私のメモには『人当たりのいいふりをしていて本心を見せない』とありますが、まぁまさにその通り。彼にはかなりの伏線がありました。


良くも悪くもぱっと見は優男なイメージで書いてました。内面も書いていくうちにへたれになっていって…あれ？みたいな。笑
メモにはエフェリア出身って書いてあるのですが、厳密に言うとそうでもないような気がしてきました(適当)
人間の子どもたちに変だと言われて多分すぐ引っ越してますね。お互いが纏う気で能力などを見分けてしまう能力を持つ魔法使いの世界に溶け込むのは、かなり難しいというか無理なので、やはり両親は人間界に溶け込ませるという方を選んだのだと思います。


初期のイメージとは徐々に離れていってしまったキャラクターですが(予定よりも優男かつ予定よりもへたれ)彼が生きることを主体的に選択するためにはやはり弱さを出す必要性もあったと思っています。
結果、ジアが想像以上に芯の強さを発揮してくれたのでそれに引っ張られる形で自立してくれました。まさにジアありき！良かったね、ジアに出会えて！(人事)


彼の魔力は母親の力が強大だったということと、突然変異的な意味で通常の魔法使いよりもやや上というイメージです。
シュリよりは下ということになっていますが、負けず劣らずといったところですかね。シャリアスよりは上です。ただ、ジアには大幅に負けてしまいますね。


彼の内面は描写が難しかったです。私は基本的に彼の考えにこれっぽっちも共感できないので。ただ、彼が語る一般論(弾かれる云々とかです)については私の考えを反映しています。


何にも属せない孤立についてはフィールドは違えどジアとある一定の共通した感覚を持っていたので、そこに互いが反応したところから始まったんじゃないですかね。あまりポジティブな始まり方じゃないのは私の作品では珍しいかもしれません。


恋愛的なことを言えば彼はそもそも人間不信ですから、ベーシックな知識はあまりないのでしょうが、持ち前の王子様っぷり(!?)を発揮して、そこはマイペースに推し進めていくような気がします。一度気を許した相手には甘えるし甘やかす、そんな人だと思っています。


一番苦しい想いをさせてしまって本当にごめんなさい！
君の幸せをもしかしたら私は一番強く願っている…かもしれない。