非リア充の夏休み日記
俺がそう言うと二人は静かになった。そして、俺は話をするため正座をした。
…櫻井、佐藤。ごめんな。
実は、実は……
「実は、俺…――リア充なんだ」
「「……………はああアアアアっ!?」」
何十秒かの間の後、二人は目を大きく開きゲーム機を投げ捨てて叫んだ。
「今まで黙っててごめん。なんか、言いそびれてさ…」
「えっ、それマジ!?マジなのか!?マジでマジなのか!?…いや、マジでマジでマジでマジでマジでマジなのか!?」
「…ごめん。マジで、マジでマジでマジでマジでマジだ」
「そ、んなぁ……っ」