現実的な恋愛事情
「麻里!!」
「た、拓也、、、」
一番会いたくなかったヤツ。
「風邪って聞いてめっちゃ心配してたんだぞ。
メールしたのに返信くれないし」
「ごめん、、、」
「まぁ、しょうがないか。
あのさ、ずっと麻里に相談したかったことが
あるんだけど、
今日の放課後、ちょっと話さない??」
隣で裕美ちゃんが
心配そうに見つめてくる
「い、いいよ」
「ありがと、じゃあ、放課後に屋上で」
「分かった、、、」
あたしの返事を聞いてすぐに
拓也は、自分のクラスに行ってしまった。