現実的な恋愛事情






「麻里、大丈夫なの??断っちゃえば??」

「いいの、彼女ができた今でも
あたしと話してくれるんだもん
やっぱり、どんなことでも嬉しいよ」

「麻里は、それでいいの??」

「大丈夫だって、裕美ちゃん心配しすぎ」

「それならいいけど、、、」

ちょうどよくチャイムが鳴った。

「ほら、席に戻らないと
怒られるよ。」

「うん、、、」

あたしは、まだなにか言いたそうな
裕美ちゃんを残して自分の席に着いた。

裕美ちゃんが、言いたいことは分かる。

だけど、これでいいんだ。

あたしは、まだ拓也のことが好きなんだ、、、
だから、どんなことでも
拓也といられるなら、、、




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