致死量カカオのレビュー一覧
刺激的で究極的な命懸けの恋、 とても危険な恋愛小説です――。 愛を知らないモテ男・高城に突然告白してきた可笑しな女。 見た目は普通…でも中身は――…。 超特異体質のヒロインが巻き起こす笑いあり、涙あり、切なさありのラブストーリー。 すぐに引きつけられる奇抜な設定、 恋に戸惑ったり、嫉妬したり共感するところも多く、どっぷりハマること間違いなしです。 きっと恋をしたくなる、 ぜひ読んでみてください。
何やら奇妙な体質を持つ豊海。かっこいいけれど無頓着な高城。そんな2人が話すところから物語は始まり、すぐのめり込みました。 豊海が面白すぎて全てに爆笑です。このまま笑って終わるのかと思いきや、特異体質なこともあり、いつだって必死な豊海の恋に切なくる場面も。 他の人とは違うということ。それは豊海にとって障害でもありますが見方や捉え方を変えれば最大の魅力でもありました。そして人とは違う目線で豊海を見る高城だからこそ、高城にしか分からない気持ち。こんなに愛してこんなに愛されるなんて、凄いこと。 時には立ち止まり、自分が決めた道を進む勇気。想いを人に伝える勇気。越えられない壁があるなら受け入れて共に生きていく勇気。 笑えて切なくなって、色んな勇気が詰まってると感じた「致死量カカオ」。400文字では言いきれないほど楽しい作品でした。ぜひ初期症状から覗いてみてくださいませ。
タイトルのつけ方から、とても魅力のある物語だろうと思って読み始めたのですが、その第一印象が合ってたと、読後に改めて思いました^^ 序盤から徹底的なまでの心の声、描写。会話の合間に繰り広げられる自問自答、とても面白かったです。思いっきり笑いました。しっかり書きこんであるのに、読むのに疲れない文章は、そうそうないと思います。 主要な登場人物も、可不足なく配置しているところが、より「物語に入りやすく」してるなあって思いました。 ここで少しでもネタバレするのがもったいないくらい楽しくて、愛しい作品なので、ぜひ、読んでその面白さを確かめてみてください。 主人公の抱えた問題、いえ、個性はとても強いですけど、それでも相手を愛する「力」に、思わず応援しちゃうと思いますよ(≧∇≦) 最後になりましたが。 ――ふたりに幸あれ!!
死ぬほど好き。 それは彼女にとって、ホントの意味で本気でした…… ……………………………………… よもやこのような設定の女の子が出てくるだなんて思わない、驚きのラブコメ。 恋するか死ぬか、死ぬほど好きだけど死にたくない。 本人にとってはすごく本気なことなんだけど、どこかクスクスと笑ってしまう素敵な作品でした。 二人の、ある意味リスキーで可愛らしい勇気と恋心、是非読んで楽しんで下さい。