授けられた力・消えた記憶

そして、カリンはというと…


 「…ラビ…イワン…」

手を胸の前にくみ、祈っている。


その時だった…

 「…!!」 

全身に、何かにとりつかれたような痛みが走ったのだ。


 「っ…」   バタ


意識が遠のく…


そして、カリンはその場に倒れたのだった…


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