授けられた力・消えた記憶

誰なのか…

その人物に殺気を込めて目を向ける…

が、そこにいたのは…


 「?…!カリン!?」

それはカリンだった。

カリンはどこかへ歩いていく…


 「どないしたんや?あそこにいろて…」

 「…」

不思議に思い、イワンは声をかけるが…
カリンは何の反応もない。



 「?…!」

イワンはある事に気づいた。


屍達は立ち尽くしているのだ…何かに呪文を欠けられたように…


 「…!カリン、行くな!」

カリンは、あの建物へと向かっているようだ。

何故か胸騒ぎがし、イワンは叫ぶが…

 「…」

やはり反応はない…


どうなっているのか…

何がおこっているのか…


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