授けられた力・消えた記憶
それからというもの、霊は出なかった。いや、俺達が気づかなかっただけなのかもしれない…

教会に戻り、イワンはくつろいだ様子で言った。

 「あれから出てきぃひんかったなぁ。」

その言葉に、カリンが窓の外を見ながら答えた。

 「でも、何かに見られてるような気がした…」

 「?何かに?」

その言葉に反応するルイ。
そしてカリンは頷いた。
その様子を見て、考えるマイ。

そしてこの1日が終わったのだった。
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