授けられた力・消えた記憶
また4人は歩いていた。
目的地を目指して。

その途中でマイは説明する。

 「この町は、地域を数字で表してる。」

 「はぁ…」

自分が言った事が当たっていた事に自分自身驚いた様子のイワンであった。

 「すごいね、イワン。」

その事を誉めるカリン。にこやかに笑って、イワンの整った髪を撫でる。
そしてルイも。

 「以外にやるんだな。」

 「以外は余計や!」

ルイの言葉に素早く突っ込むのだった。

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