授けられた力・消えた記憶

そんな中、噴水の前では…


 「クソッ!当たらない…」

 「何やっとんや…」

弓を構え、矢を放つ女性と、その女性の影に隠れるように、霊を見ている男がいる。

そうそれはマイとイワン。

イワンの言葉に声を荒げるマイ。

 「コントロールできないのよ!もぉ!あんたも何とかしなさいよ!」

 「は、はい!」

それが怖かったのか、イワンの声は裏返っていた。

そんな時…

<<!あぁーー!>>

 「!何!?」

霊達は突然叫び出したのだ。

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