高校球児に恋をして…


私の初めてのお仕事は、部員のためのお茶とスポドリを作ること。

追加されたランニング10周を終えた部員たちはまるで、バーゲンに来たおばさまたちのようにお茶やスポドリを奪い合う。

たしか、10リットルは作っただろう。と思いながら、野球部はすごいと感心しながら見ている。

「あゆみちゃん、ありがとな。またよろしくな!あっ、ユニフォームも洗濯してもらっていいかな?」

と拓海先輩が言う。私は、はい。と返事をしてニコッと笑って練習に戻る拓海先輩を見送る

そしてまた、スポドリ、お茶を作り始める。作り終わると、ユニフォームを洗濯しに、たくさんの砂で汚れたユニフォームを持ち部室裏に行く。

私、男嫌いなはずなのになぁ…。

野球部だけは平気だなんて、東中時代から考えると絶対変わったよね…。

智也先輩、拓海先輩、そして…、優人くん。

< 18 / 18 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

私の歌、君の音
澪海/著

総文字数/826

青春・友情3ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop