MY HEART
―翌日―
「うん。今日は調子いいみたいだね。」
いつもの先生が笑顔で言う。
「・・・・・・・・・。」
私はコクリと頷く。
「じゃあ、また午後ね。」
「・・・・・・。」
私は先生に手を振った。
ベッドのてすりのネームプレートを見た。
―皆瀬 理佐(ミナセ リサ)―
15歳2ヶ月 9/27
9/23~
この病院には、小さい頃からお世話になっている。
まだ、母が生きていた頃にも、しょっちゅう病院に駆け込んでいた。
・・・だからかな。
私の母は、数年前、自殺した。
「うん。今日は調子いいみたいだね。」
いつもの先生が笑顔で言う。
「・・・・・・・・・。」
私はコクリと頷く。
「じゃあ、また午後ね。」
「・・・・・・。」
私は先生に手を振った。
ベッドのてすりのネームプレートを見た。
―皆瀬 理佐(ミナセ リサ)―
15歳2ヶ月 9/27
9/23~
この病院には、小さい頃からお世話になっている。
まだ、母が生きていた頃にも、しょっちゅう病院に駆け込んでいた。
・・・だからかな。
私の母は、数年前、自殺した。