晴れ空男子
「今日はこれ着よっと♪」

「…ちょっと!! 美雨!!」

「んー?」

「俺、いるんだからな? 待って。出てくから」

「あ、そっか」






 なぜか普通に着替えを始めた美雨。




「あっぶねぇな…」




 俺は自分の部屋に行ってクローゼットにしまってある服を引っ張りだして着た。




「10時過ぎに律君来ると思うから」



「優枝…楽しそうだな…」

「うん!! だって夕菜ちゃんに会えるんだもん」

「歩夢も来んの?」

「来るって~」





 夕菜さんとか歩夢さんはきっと律の両親だろ。






「…あ、律君は高校2年生だから…1つ下ね」

「なんだ年下か」



< 135 / 296 >

この作品をシェア

pagetop