晴れ空男子
 美雨といると安心感に包まれる。





「美雨から手紙が来たら返事書くからな」

「書かなきゃ怒るよ」

「はいはい」





 美雨が自分の部屋に戻って言ってもいつもの寂しさには襲われなかった。









 美雨は魔法が使えんのかな。








 今日は雨が降ってる日。





 なのに、こんな胸が高鳴るなんて初めてかもしれない。






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