晴れ空男子
「もー…とりあえず今日はみんな自分の部屋に戻って!!」

「はーい」

「…早く寝ろよ。おねーちゃん?」

「鳥肌立つからどっか行って」




 ゾワっとした律のしゃべり方にいらついて部屋から追い出した。






「美雨―!! 俺まで!?」



 空もついでに追い出した。



「また明日♪」

「……うん」




 足音が少しずつ小さくなっていった。





「ふぅ…やっと寝れるよ」




 今思ったけど…この家ってすごく危険なんじゃないの?





 空は空である意味何するかわかんないし…。




 律はそのうちマジで殺されそう。





 パパはいつ飛びついてくるかわかったもんじゃない。





 安全なのはママだけだぁ…。




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