晴れ空男子
「いっそのこと付き合っちゃえばいいのに~」

「えぇ!?」




 好きな人と付き合いたいのはあるけど…それが空かもしれないよね。






 ぐちゃぐちゃしてわかんないよ。






「…自分の気持ちに迷ってるの?」



 純がひょこっと顔をだしてニヤッと笑った。




「それなら三角関係にしたらわかりやすくなるんじゃない?」

「はぁ!?」

「こらこら、せっかく可愛い顔が台無し」

「…三角関係?」

「そう。三角関係」

「そんなの出来ないよ」




 簡単に作れるものじゃないでしょ。







「美雨ならすぐにできるよ」

「無理に決まってるよ」

「ちょっと来て」






 純に連れられて化粧室に入った。





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