飛べない天使は歌う
そして、案内されたのが
砂の下にある
秘密基地的な場所
「よし。此処ならSSSの監視も盗聴も届かない。そこに座りな」
部屋には
ポツンとソファーとテーブル
俺はソファーに腰を掛ける
アニスは俺の前のソファーに腰を掛ける
「何が聞きたい?答えられる範囲で答えよう」
聞きたい事が多すぎる…
何から聞けばいいのかよく解らん…
「まぁ、そうだな…。この世界の事を何も知らないんだもんな」
「そうそう…。ってそれ!それが一番聞きたいから!」
「それ?」
とアニスは首を傾げる