世界一☆プリンセス
大和はフェンスにもたれかかって空を見上げる。
「何で私をここに連れて来たの? 授業があるのよ」
入口に突っ立ったまま大和をにらむと、
大和は表情ひとつ変えずに私を見つめた。
「恋愛教えるって言っただろ。いやなら戻れば? 俺は止めねー」
なっ…何て勝手なの!?
この私に向かって…何様のつもりよ!
「言われなくても戻るわよ!」
方向転換する前に一瞬見た大和の瞳は、
よどみなく吸い込まれそうで。
階段の前で立ち止まってしまった私は、
仕方なく大和の隣に座った。
「戻るんじゃなかったの?」
「アンタのためにいてあげるのよ。感謝しなさい」
「いじっぱり…」
大和は昨日見せた無邪気な笑みを浮かべた。
あ…ヤバイかも…。
また心臓バクバクしてきた…。
「何で私をここに連れて来たの? 授業があるのよ」
入口に突っ立ったまま大和をにらむと、
大和は表情ひとつ変えずに私を見つめた。
「恋愛教えるって言っただろ。いやなら戻れば? 俺は止めねー」
なっ…何て勝手なの!?
この私に向かって…何様のつもりよ!
「言われなくても戻るわよ!」
方向転換する前に一瞬見た大和の瞳は、
よどみなく吸い込まれそうで。
階段の前で立ち止まってしまった私は、
仕方なく大和の隣に座った。
「戻るんじゃなかったの?」
「アンタのためにいてあげるのよ。感謝しなさい」
「いじっぱり…」
大和は昨日見せた無邪気な笑みを浮かべた。
あ…ヤバイかも…。
また心臓バクバクしてきた…。