世界一☆プリンセス
「恋愛知らないお前が男受けいい葵ちゃんに教えられんの?」
「俺だって告られたことくらいあんだ。大丈夫」
「ふーん。じゃ、俺授業戻るわ。頑張れよ」
ポンポンと俺の肩を叩くと、屋上の扉の前で振り返った。
「ヘマすんじゃねーよ」
「何がだよ」
「モテるお前とモテる葵ちゃん。仮でも付き合ってることバレたら騒ぎやべえだろうね。守ってあげなよ、王子様♪」
最後にヒラヒラと手を振ると、屋上から出て行った。
「お前と水口も十分モテモテじゃん…」
独り言をぼそっと呟くと、コンクリートに寝っ転がった。
今日も澄み切った青空。
俺が初恋か…。
「……はは」
何か笑える。
急に葵に会いたくなった。
「……昼休みになったら会いに行こう。」
再び呟くと、俺は静かに目を閉じた。
初めての恋を…噛みしめながら。
「俺だって告られたことくらいあんだ。大丈夫」
「ふーん。じゃ、俺授業戻るわ。頑張れよ」
ポンポンと俺の肩を叩くと、屋上の扉の前で振り返った。
「ヘマすんじゃねーよ」
「何がだよ」
「モテるお前とモテる葵ちゃん。仮でも付き合ってることバレたら騒ぎやべえだろうね。守ってあげなよ、王子様♪」
最後にヒラヒラと手を振ると、屋上から出て行った。
「お前と水口も十分モテモテじゃん…」
独り言をぼそっと呟くと、コンクリートに寝っ転がった。
今日も澄み切った青空。
俺が初恋か…。
「……はは」
何か笑える。
急に葵に会いたくなった。
「……昼休みになったら会いに行こう。」
再び呟くと、俺は静かに目を閉じた。
初めての恋を…噛みしめながら。