巡愛。〜ずっと傍にいて〜(仮)
…って、なんか保護者みたいな挨拶になってしまった。
「…紹介はした。天野川、もう良いだろう。」
しかめっ面の健ちゃんが追い払うかのように天野川君に言った。
「えー!会ったばっかじゃん!!」
拗ねたように言う天野川君。
キレイな外見から大人っぽく見えるけど、意外と子供っぽいのかな!?
「健ちゃん、折角だし天野川君も一緒に家で夕飯…。」
「ダメだ!!」
私が言い終わらない内に健ちゃんが即答した。
「健ちゃん?私なら大丈夫だよ、二人分も三人分も変わらないし…。」