巡愛。〜ずっと傍にいて〜(仮)
彼女はキョトンとした顔になったが、すぐにフワッと微笑んだ。
「はいっ!解りました!…あぁ…っ」
言ってるそばから敬語を使ってしまい、慌てて手で口を抑える彼女。
「…本当に、変わらないな。」
俺は思わず笑ってしまったが、彼女もまた可笑しそうに笑った。
「ふふ…っごめんね、相変わらずで!…改めて、よろしくね!岡田君。」
「あぁ…よろしく頼む。しずくさん。」
しずくさんとは連絡先を交換して別れた。
友人として…今生での俺と彼女の関係はスタートした。
だが…何故だろう。