巡愛。〜ずっと傍にいて〜(仮)

相手がスーパーの女の子だからなのか・・・。


元々、不安で怖かったのに・・・恐れていた現実を突き付けられて。


私の目からは涙が溢れていた。



「・・・浮気性は・・・死んでも治らない。」



「・・・え・・・?」



急に天野川君の声が低くなって、ビクッとしてしまう。


怒りを含んだ声・・・何だか、怖い。



「お姉さん、岡田なんかやめて俺にしない?」



「何・・・言ってるの・・・?」



「俺だったら一途だよ。お姉さんを泣かせたりなんかしない。」



天野川君の手が伸びてきた・・・と思ったら、そのまま押し倒された・・・!


何・・・これ、どういうこと・・・?



「やめ・・・っ!」



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