足音〜with you〜


「あ、友斗ぉ」

ん、ゆうと…?

私が誰みたいな顔でさやを
見ると

「あ、さやの彼氏っ」

へへと頬をほんのり赤くする
さやは本当に可愛かった

彼氏か…


「ん?さやの友達?」

顔を上げるとサラサラの髪に

そうさやにお似合いの

王子様みたいな人だった

あれ、でもバッチの色が違う

「二年生ですかっ??」


ニコっと笑って頷いた


「あ〜ゆうり〜友斗とらないでよ」
「とんないしー当たり前ー」


「ぢゃ俺わ俺わ????」


軽く入ってきたのが牧くん

びっくりして同様していると

後ろから抱きしめられた

「無理無理〜ゆーりは俺のっ」


この声どっかで…

そして次の瞬間わかる

「えー海の女〜??」


ああああ、あ!


「あーーー」

絶叫して振り返る

そこにはにやにやした海人くん
がいた
< 11 / 65 >

この作品をシェア

pagetop