足音〜with you〜

それから、さやに

海への気持ちと待ち合わせ場所
でのことを話した


なつとゆい以外にこんな話をできるのは
さやだけだね。


話している間ずっと肩をさすってくれて

うん、うんと頷いて聞いてくれた



「もっと早くにいってよねっさや信用ないかなー。」


私は横にぶんぶんふった

「ち、違うょ、たッただ…ぅ恋するのが怖かった、み、認めなくなかったの…ゥッ…」


え…?どうして…?


遠慮気味に聞くさや

さやになら話してもいいと
思った。


私の過去……………………





私は悪口を言われた

でもそれだけじゃなかった

あの壊れた日には

理由があったんだ…。
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