【短】本の虫とあたし恋愛

図書室のソファーに
俺はまた倒される。


「…よく気づいたな。
熱だって」


俺は人と関わることを
あまりしないから。

影で『本の虫』って
あだ名ついてるしな。


「わかるよ!!何回図書室
くると思ってるの??」


「毎日」


俺がガンガン痛む頭を
おさえながらも即答する


「―――…」


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