気づいたら、大好きでした。
一通り自己紹介が
終わり、あたしの
自己紹介も終わった。

部員のみんなは
あたしの自己紹介の後
だけは今まで以上の
拍手を送ってくれた。


その日初めての仕事で
あるノック練習の時に
先生にボールを渡す

という仕事をした。


『危ない!!』


みんなの声が聞こえた
時にはすでに遅かった。

ショートがホームにむかって
投げた球が、あたしに
当たったのだ

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