気づいたら、大好きでした。
▼3章 アドレス

その日、球場までの
道が分からないので
どうやっていこうか
部室前で迷っていたら


「1人で行ける?」

と声をかけてくれたのは
柾樹先輩だった。


「行けないです‥」


「じゃあ、一緒に
行こっか!」


この日から、あたしは
柾樹先輩と一緒に行く
ようになった。


そして、1人で18時過ぎ
に帰らせるのは危ない
という意見から部員と
同じ時間に一緒に帰る
ことになった。

学校から家までは
暗くて危ないので
あたしと同じ小・中学校
の先輩が送ってくれる
ことになった。

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