Love&Cocktail
「よし、降りよう」
「うん」
優人さんのマンションに着いて、あたし達は手を繋ぎながら歩く。
あたしは隣にいる優人さんを見上げてみた。
背が高くて、顔が小さくて、スタイルも良くて…。
しかも顔なんてヤバイくらい整ってるし。
こんなイケメンさんがあたしの彼氏だなんて…なんだか信じられないなぁ。
前にもそんなこと思ってたっけ。
「乃愛、どうした?ボーッとして……」
「へっ?あ!ごめんねっ////」
あたしは咄嗟に顔を逸らした。
優人さんに見とれてました、なんて言えるわけがない…。
「ぷっ。ごめんねって…。乃愛何もしてないだろ。やっぱり乃愛はウケるな(笑)」
優人さんは可笑しそうに笑いながらあたしの頭を撫でた。
は、恥ずかしいよぉ〜////!!
変な奴って思われたかな…?