Love＆Cocktail

｢じゃあ…一緒に帰ろっかな｣




あたしはクスッとハニかんだ。




優人さんは満足そうに微笑むと、あたしの腰に腕を回し




｢愛してるよ、乃愛｣




そう甘く囁いた。




｢っ…////！！｣




一瞬で赤くなるあたし。




優人さんは可笑しそうに笑った。



もう！
優人さんたら――…////




｢じゃあまた後でな。頑張れよ、乃愛｣




｢うん！｣




あたしと優人さんは手を振って別れた。




｢――…よーしっ！着替えるか｣




あたしは背伸びをするとパーティー会場を出た。




優人さん、パーティー中も会場にいるんだよね…。




課長さんだもん。
大きなお仕事持ってるんだね。




｢あ、あった！更衣室｣




案外簡単に更衣室が見つかったので拍子抜けしてしまったあたし。