Love&Cocktail

「……つめたっ…」




あたしは肩に当てられた保冷剤の冷たさにビクッとなる。




そんなあたしを見て優人さんは可笑しそうに笑った。




「もう少し我慢して。ちゃんと冷やさないと痕が残るといけないから」




そう言うと、再びあたしを抱き締めた。




「「………………」」




お互い何も話さない空間。




あたしはなんだか恥ずかしくなって優人さんの胸に顔を埋める。




それに…今のあたしの格好、かなり恥ずかしいよ…。




ブラウスははだけてるし、ブラの肩紐も見えてるし。




優人さんの角度からだったら胸も見られてるかも…。




今こうしているのとエッチしてる時、体を見られてるのとではかなり違う。




エッチしてる時は部屋も暗いし、体が熱くて意識も朦朧としてるから恥ずかしいとか思わないけど…。




今は部屋も明るいし、意識もハッキリしてる。




なのにこんなにピッタリくっついてると…凄く恥ずかしい…。




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