Love&Cocktail
「……乃愛、体熱い」
「……っ////!!」
あたしはバッと顔を上げた。
優人さんはあたしの反応を見て、クスクスと笑う。
「乃愛は照れ屋さんだね。ま、そんなとこも可愛いけど」
優人さんはまたあたしが恥ずかしくなるような台詞をサラッと吐く。
あたしは何も言えず、黙ってしまう。
「俺に素肌見られるの…そんなに恥ずかしい?」
あたしの肩に保冷剤を当てたまま、優人さんは呟いた。
「は、恥ずかしい…よ…?だって…シャワーも浴びてないし、もっと綺麗な状態で優人さんに見られるなら…良かったかな……」
あーーっ!
言葉がむちゃくちゃだし!!
恥ずかしいよぉー////
「……乃愛の肌はシャワーなんか無くても十分綺麗だよ」
優人さんはそう言うと、むき出しになってるあたしの鎖骨をチュッと吸った。
「あっ……」
突然与えられた快楽に、あたしは思わず声を漏らした。