Love&Cocktail
「お願い、優人さん…するなら…ここじゃ嫌……」
あたしは懇願するように優人さんを見上げる。
すると優人さんはハーッと息を吐くと、あたしの体を抱き起こした。
「……?優人さん…」
「その目は反則だよ。そんな目で見られたら…断れるわけないじゃん」
優人さんはあたしのおでこにキスをした。
「分かった。じゃあ今日パーティーが終わったら俺の部屋行こう。……それならいいよな?」
「え…あ、うん!」
あたしはコクコクと頷いた。