Love&Cocktail
「ったく…テメーらみたいなのがいるから治安も悪くなるんだ。いい加減にしてくれよ」
「なっ…!うるせぇよ!!」
「うるせぇのはテメーらだろが。黙ってろ、カス」
背の高い男の人はチャラ男達を嘲笑う。
「調子に乗ってんじゃねー!!ちょっといい男だからって!!」
金髪のチャラ男は背の高い男の人に殴り掛かる。
やだっ…。
喧嘩……!?
あたしが心配そうに顔を歪めると、美姫さんが優しく背中をさすってくれた。
「大丈夫よ。優輝はあんな奴等にやられるほど弱くはないわ」
優輝…?
あの背の高い男の人は…優輝さんって言うの?
あたしは肩をビクつかせながらも優輝さんを見た。