Love&Cocktail
「乃愛、なんか作ってよ」
「へっ?作るって…何を?」
二度目の甘い行為を終え、服を着ているあたしに優人さんが話してきた。
「カクテル。材料は沢山あるから」
カ、カクテル!?
あたしは少しびっくりして、うろたえた。
しかも材料は沢山あるって…
「俺、今乃愛が作ったカクテルがすげぇ飲みたい気分。……ダメ?」
優人さんはあたしの目を真っ直ぐ見つめてくる。
そ、そんな目されたら…断れないよ…。
「分かった…。いいよ!」
あたしはソファから立ち上がりながら言った。