Love&Cocktail
京も俺と同じ、課長という役職に着いている。
確か…ファッションデザイン課だったと思う。
京とは小、中、高、大が一緒で、昔からの幼なじみ。
「久しぶりだな!元気にしてたかぁ〜?」
京は自分の昼のカレーをすくいながら俺に問い掛けてきた。
「おう、元気だよ。お前は?」
「元気元気!!マジやべーよっ♪」
かなりテンションが高い様子だ。
さては…彼女か?
「何?お前、女でも出来たの?」
俺は箸でコロッケを半分に割りながら京を見る。
すると、みるみるうちに京の表情が明るくなった。
「そうなのよ〜!!相変わらず鋭いねぇ♪優は♪♪」
京はバシバシと俺の腕を叩く。