Love&Cocktail
「ゆ、優人さん!?」
あたしはびっくりして声を上げた。
優人さんはあたしに跨がったまま妖艶な笑みを浮かべる。
「昨日の乃愛、めちゃくちゃ可愛かったからさ……理性保つの大変だったんだよ?」
「へっ!?」
り、理性?
あたしは目をパチクリさせた。
優人さんはフッと微笑むと、あたしの頬を撫でる。
「俺のジャケットにしがみついてるし、しまいには俺に容赦なく甘えてくるし。ホント理性保つ身にもなってくれよ……」
優人さんはそのままコツン、とあたしのおでこに、自分のおでこをくっつけた。
「え…あ、あの……////」
あたしはなんだか恥ずかしくて口ごもってしまう。
昨日は熱があったから優人さんに無性に甘えたかったんだよね…。
な、なんか今になって恥ずかしくなってきたよぉ〜////!!