Love&Cocktail
「ん……」
優人さんは眠ったまま、あたしを抱き締める。
優人さんの男らしい腕に包まれ、赤面するあたし。
目の前にある色っぽい鎖骨や、首筋、程よく付いた筋肉が更にあたしをドキドキさせる。
あたし、こんな綺麗な人に抱かれてるんだ…。
優人さんの鎖骨にそっと触れながら思った。
抱かれてる時はいつも余裕なんかなくて見れてないけど…
こうしてまじまじ見て見ると、優人さんってホントいい男なんだな〜…。
「なーにジッと見てんの?乃愛チャン♪♪」
「////!!」
いきなり話し掛けられて、びっくりするあたし。
う、嘘っ!
起きてたの?
あたしは咄嗟に優人さんから離れようとした。