Love&Cocktail
あたしは恥ずかしくて優人さんの胸を叩いた。
「ゆ、優人さんのバカ!エッチ!」
あたしはそう叫ぶと布団に潜った。
「あ、こら!言い逃げとか許さねーぞ!」
優人さんがいきなりバフッとあたしから布団を取り上げる。
案の定、露わになるあたしの体。
「やだ〜っ!優人さんのエッチ〜!」
「ふっ、エッチで結構!」
優人さんは可笑しそうに笑うと、あたしをグイッと抱き寄せた。
「好きだよ……乃愛」
耳元で甘く囁かれて赤面するあたし。
ひ、卑怯だよ…////!
「乃愛は…?」
クイッと顎を掴まれ、優人さんと目が合う。
熱っぽい綺麗な優人さんの瞳。
こんな目で見つめられたら…拒否できるワケがない。
「……あたしも…好き…」
あたしがそう言うと、優人さんは満足したように熱く唇を重ねてきた。
お願いです神様…。
どうかこのまま…あたしと優人さんを引き離さないで下さい……。