Love&Cocktail
「乃愛、これから俺の家行ってもいい?飯ごちそうするよ」
えっ?
こないだも優人さんに作ってもらったし…
「じ、じゃあ…今日はあたしが作ってもいい?」
「え?」
優人さんはキョトンとした。
「だって…前も優人さんが作ってくれたし……今日くらいはあたしがごちそうしたいな〜って。」
あたしは優人さんを上目遣いで見た。
「……ダメ?」
するといきなり正面から抱き締められた。
「いいよ。乃愛の手料理、食べたい」
そう言って、あたしの額にキスを落とす。
な、なんか照れ臭いな…////
「材料は揃えてあるけど…どうする?乃愛が作りたい物とかあったらスーパー行くけど」
「あ、大丈夫だよ。ある材料で作るから」
あたしがそう言うと優人さんは“そっか”と言って微笑んだ。