Love&Cocktail
「ごめんな?1年も1人にさせて……」
「ううんっ…!優人さんの夢の為だもん…。気にしないで……」
あたしはそう言うと、優人さんの背中に腕を回した。
「そっか。ありがとな、乃愛…」
優人さんは優しく微笑むと、顔を傾けて、あたしの唇を塞いだ。
「……っ…ん…」
久しぶりのキス。
優人さんの柔らかい唇の感触が気持ち良い……。
長い時間、濃厚なキスを交わすあたし達。
気付けばあたしは息を切らし、
肩で息をしていた。
「待っててくれてありがとうな…乃愛。」
優人さんは唇を離すと、あたしを優しく抱き締めた。