Love&Cocktail

「ごめんな?1年も1人にさせて……」




「ううんっ…!優人さんの夢の為だもん…。気にしないで……」




あたしはそう言うと、優人さんの背中に腕を回した。




「そっか。ありがとな、乃愛…」




優人さんは優しく微笑むと、顔を傾けて、あたしの唇を塞いだ。




「……っ…ん…」




久しぶりのキス。




優人さんの柔らかい唇の感触が気持ち良い……。




長い時間、濃厚なキスを交わすあたし達。




気付けばあたしは息を切らし、
肩で息をしていた。




「待っててくれてありがとうな…乃愛。」




優人さんは唇を離すと、あたしを優しく抱き締めた。




< 304 / 336 >

この作品をシェア

pagetop