Love&Cocktail
「ううん……迎えに来てくれてありがとう…優人さん……」
あたし達はしばらく抱き合っていた。
離れていた分だけ、お互いの体温を感じていたかった。
もう、離れたくなかった……。
あたしは我慢できず、優人さんの目を見て囁いた。
「お願い、抱いて……」
優人さんは少しびっくりした顔をしてる。
でもすぐにフッと微笑んで、
「俺も…乃愛を抱きたい……」
そう甘く囁いてくれた……。