Love&Cocktail
「……っ…んっ…」
壁に押し付けられて、唇を塞がれ、舌を絡め取られる。
さっき車の中でしたキスとは比べ物にならないくらい激しいキス…。
そんな長谷川さんのキスを、あたしは必死に受け止める。
拒絶したくない…。
だってこのキスは…
長谷川さんがあたしを求めてくれてるって証拠でしょ…?
あたしは長谷川さんのスーツをギュッと握り締める。
それからしばらく、長いキスは続いた。
「……は…ぁ…」
しばらくして、ようやく唇が離れた時にはお互いの呼吸は乱れていて。
そして…思いを伝え合うように見つめ合う。